既視感

PS3、互換性に不具合のPS2ソフトが200タイトル

上記の記事発表後、SCEから同記事に対してコメントが寄せられた。以下が同社広報担当者による追加コメントである。
PS3発売日の11月11日までにソフトの動作に対する修正をするため、我々は寝ずの作業を続けるなど、最大限の努力をしてきた。CNET Japanの記事中にあるコメントで、企業として消費者に冷たい印象を持たれかねない発言があったが、伝えたかった真意は『不具合という言葉だけで一概に言い表すことはできないので、ソフトごとの状況を詳細に公開し、利用者の方々に判断してもらいたい』ということだった。……」

読んだ瞬間、雪印の社長の発言(「私は寝てないんだ」、wikipedia参照)を思い出した。プレスに不慣れな管理業務上がりの社長(別に雪印社長だった石川氏のことではないが)ならともかく、広報がこのコメントを出すのはどうよ。後段についても、「不具合」と認めたくないというスタンスがあからさまだし。たぶん、せっかくの発売日に水を差したくないという配慮をしたつもりなんだろうが、余裕の無さからか単なる言い訳にしか聞こえず、それをプレス相手に言ってしまうあたりが病状の深刻さを示しているような。
「対応ソフトが多すぎて確認に時間がかかった。公表が遅れて申し訳ない」と言えばいいだけなのにね。