理由

NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース−各分野の重要ニュースを掲載
昨日掲載されたこの記事の詳細である選挙区ごとの情勢分析が今日の朝刊に載っていたので、全部読んだ。で、かなりの選挙区で民主優勢となってるのだけれど、その説明として「街頭演説」の語句が頻繁に登場していたのが目に付いた。そこらじゅうに「街頭演説(集会)で知名度が向上したことから〜」と書いてある。

で、その理由が↓。効果絶大っすなあ。

 地べたを這い回る候補者に対して、小沢は想像以上に面倒見がいい。総選挙に向け、臨戦態勢の新人や浪人候補には、徹底した小沢流“ドブ板”が伝授されている。
1.1日50カ所の辻立ち
2.ポスターは3000〜5000枚張れ
「政策うんぬんよりもまずは自分を見てもらうことが重要。ダラダラ演説していては50カ所を回りきれません。私は、2、3分おき、400〜500メートルおきに移動してしゃべっています。内容は名前と政策ひとつでいい」(東海地方の新人候補)……(文字化け修正済)

自民党を震え上がらす これが小沢選挙だ(■小沢一郎ウェブサイト■より)

確かイギリスの例だったかと思うが、小選挙区だと元職が強いという話を聞いたことがある。当選した議員が議会などで中央に行ってしまう一方、元職は地元で顔を売ることに専念できるため、次の選挙では現職より元職の方が有利、という主旨だった。で、今回それが思いっきり当てはまっているっぽい。
あからさまに結果論なんだけど、選挙が延び延びになったことで結果的に↑の状況がよりはっきり出ちゃった、かね。


追記:
自民・民主・公明・共産・社民いずれの政党も候補者を立てなかった栃木三区の人には心から同情する。まあ比例があるのが救いか。